派遣業と職業紹介事業の兼業で広がるビジネスチャンス ~メリット・デメリットを解説~(2024/12/13)
人材不足が深刻な昨今、人材サービス事業への参入を検討される企業も多いのではないでしょうか。今回は、派遣業と職業紹介事業を組み合わせた事業展開のポイントについてご説明します。派遣と職業紹介、両方のサービスを提供することで、求職者のニーズに柔軟に対応できます。例えば、正社員採用を希望する求職者に職業紹介で、まずは様子を見たい求職者には派遣として就業機会を提供できます。企業への営業活動で、一度の訪問で両方のサービスを提案できるため、効率的な営業活動が可能です。派遣での継続的な収入と、職業紹介での成功報酬型の収入を組み合わせることで、安定した経営基盤を築くことができます。両事業の許可取得には、それぞれ基準を満たす必要があり、人員確保や資金面での負担が大きくなります。また、それぞれの法令遵守のための管理体制も必要です。派遣と職業紹介では、契約形態や手続きが異なるため、スタッフの教育や業務管理が複雑になります。同じ求人に対して派遣と職業紹介の両方でアプローチする場合、どちらを優先するかの判断が難しく、社内での調整が必要になることがあります。兼業を成功させるためには、以下の点に注意が必要です。派遣と職業紹介の兼業は、適切な運営ができれば大きなビジネスチャンスとなります。ただし、それぞれの事業特性を理解し、計画的な展開を心がけることが重要です。当事務所では、派遣業や職業紹介事業の許可申請から運営のサポートまで、幅広くご支援させていただいております。
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